さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。
イタリア旅行は、親子4人の休みを合わせるために、共通の休みである盆休みに行くことになった。楽しかったが、航空代もかかるし、何よりも夏は暑すぎる。ということで、夫婦で、平日に2日程度の休みを取れば行ける場所ということにした。
2日を土日につけると、最大で3泊4日である。目的地は、必然的に東南アジアということになる。
韓国は、妻は何回か行っている。私も1回行ったことがある。香港とマカオは夫婦で行ったことがある。中国はPM2.5とか反日感情とかがありそうだ。ということで、台湾を第一候補にして、ガイドブックを買ってきて、下調べを開始した。
下調べの際には、古い世代の人間なので、ネットよりもまずガイドブックである。それも字の多いガイドブックよりも、情報量が少なくとも写真の多いガイドブックの方がいい。基本は、るるぶを買うことにしている。さすがにJTBだけあって、ポイントをおさえているからだ。
TV番組のチェックも重要だ。やはり、動画というのはわかりやすい。
日程は、2泊3日または3泊4日とする。そうなると、基本は台北とその周辺ということになる。
ガイドブックで、行きたい場所を、故宮博物館、九分、十分の3か所に絞った。この場所の中で、九分、十分は、公共交通機関だけで行くにはかなり時間がかかるということがわかった。この3か所に行ってくれるツアーを探すことにした。
ます予算は、10万円以内。自由時間がある程度あること。という内容でツアーをさがすことにした。
たまたま、妻の友達が、少し前に、PASEOというJTBのサブブランドで台湾へ行ってよかった、という話をしていたので、PASEOを調べてみた。故宮博物館と九分にいうツアーは多いのだが、十分にまで行って、2泊3日のツアーはあまりない。しかも、このツアーでは、飛行機のフライトとホテルを指定できるようである。基本的にこのツアーにすることにした。参考のためパンフレットを掲載する。
このツアーで、市内観光プランに、天燈上げとライトアップ九分というオプションツアーをつけて、2泊3日の日程で行くことにした。
出発の45日前に申し込めば、3000円引きということで、9月の初旬にJTBへ行って申し込むことにした。
2泊3日の日程の中で、2日目は、市内観光+オプションツアーで丸1日である。フリータイムとしては、1日目と3日目がある。すでに台湾へ行ったことのある息子から、マンゴーかき氷がおいしいという情報があり、ある程度、フリーの時間もほしかったので、飛行機は往路は早朝便、復路は夕方便で、1日目も3日目も、半日の滞在期間を確保する。そうなると、ホテルの交通の便が重要だ。タクシーでもいいのだが、電車の方が気楽である。まずは、駅近のホテルである。
ホテル指定のできるホテルを全て調べて、その中で、駅近で安いということで、シーザーパーク台北を予定してJTBへ出かけたのだが、そのホテルは満室ということであった。次に考えていた日系ホテルのロイヤル・ニッコー・タイペイも満室ということで、かなりの予算オーバーになってしまったが、シェラトン・グランデ台北ホテルに決定して予約した。
フライトとホテルが決まれば、旅行計画を作成できる。とりあえず、1日目で早くホテルにチェックインできた場合の予定を作成した。地下鉄は、線路名と行く先がわかれば、あとは駅名は漢字なので何とかなるという想定である。旅行前に下記のような計画を作った。
3:30 起床
3:45 出発(ETCカード)(国際線駐車場地図)
湾岸線 → 東海ジャンクション(大井南の次) → 空港西 で降りる
国際線駐車場
5:10 空港で集合
フライト
台北空港で両替(ターンデーブルのところに両替所あり)
ホテルへ送迎
シェラトンホテル(板南線善通寺駅)
1日票(One Day Pass)買う NT$150 ・MRT駅窓口
善通寺駅 → 阪南線 「南港展覧館」行き1駅 「忠孝復興」乗り換え
→ 新荘線 「南勢角」行き1駅 「東門」(トンメン)
永康街(新荘線 東門駅 5番出口)
ネギ焼(天津葱抓餅、誠記越南麺食館の一角)
餃子(東門餃子館、 猪肉鍋貼(焼き餃子)、鮮蝦蒸餃(えび水餃子))
マンゴウかき氷(思慕昔(スムージー)、割引クーポンあり)
東門駅 → 信義線 「象山」駅行き4駅 「台北101/世賀」(シーマオ)
101(世賀駅)
屋外展望台(5Fにチケット売り場、エントランスをくぐって右側 NT$500)
(89Fの展望台フロア サービスステーションで無料の音声ガイド機あり)
(この上の屋外展望台は階段)
台北101/世賀駅 → 信義線 「中正記念堂」駅行き4駅 「東門」駅乗り換え
→ 新荘線「廽龍」or 蘆洲線「蘆洲」行き1駅 「忠孝復興」駅乗り換え
→ 阪南線 「永寧」行き1駅 「善通寺」(シャンダオスー)
ホテルに戻りチェックイン
善通寺駅 → 阪南線 「永寧」行き1駅 「台北車站」乗り換え
→ 淡水線 「淡水」行き1駅 「中山」(チョンシャン)
士林夜市 17:30頃から開いている
中山駅 → 淡水線 「中正記念堂」行き1駅 「台北車站」乗り換え
→ 阪南線 「南港展覧館」行き1駅 「善通寺」(シャンダオスー)
ホテル泊
台湾の楽しみの1つは、B級グルメである。ガイドブックにもそう載っている。しかし、実際の雰囲気がわかりにくい。そんななか、参考になったのがTV番組である。特に、おじゃマップというTV番組と、その番組で紹介されていた場所を紹介するサイトは非常に参考になった。上記の計画も、そのあたりの情報をふまえて作成したものだ。
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