さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。
予定よりも早くホテルにチェックインできたとはいえ、夕方である。大抵の観光施設は閉館している。金曜日の遅くまで開館しているところということで、ヴィクトリア&アルバート博物館へ出かけた。金曜日に限り、なんと22:00まで開館しているのである。しかも、無料だ。
最寄りの駅は、South Kensington駅で、そこから歩5分。かなり大きな施設なので迷わずに行ける。思ったよりも入場客も多い。いろいろなイベントをしているようだが、我々の目的は、宝飾品を見ることと、夕食を取ることである。
建物は、立派だ。さすがに女王の名前が冠されている博物館なだけはある。しかも入ったとたん、いろんな彫刻があり、ちょっとびっくりである。
あまりにも広く、日本から到着した日で疲れているので、いろんな作品展示はスキップし、宝飾品が展示されている場所へ急ぐ。ところが、22:00まで開館しているといってもすべての展示スペースがあいているわけではないようで、お目当ての宝飾品の展示室は閉鎖されていた。窓からのぞいて、写真だけ撮影する。
他の開館していたコーナーの宝飾品もかなり立派だった。
ガイドブックの情報では、博物館の中のレストランが、それなりにおいしそうだったのだが、あまり人が入っていない様子である。それよりも中庭で食事をしている人もいる。初夏で、夕方とはいえ快適だったので、中庭で食事をすることにする。とはいっても、サンドイッチだ。旅行中は野菜不足になりがちなので、サラダも食べたのだが、正直言って、あまりおいしくなかった。
食事を終えたのが、20:00頃。でも、周囲はまだ明るい。安全にホテルまで戻って、初日の観光は終了である。
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