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海外旅行右往左往

さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。

3.9 ブリュッセル1日目(アントワープ)

ブリュッセルに到着した夕方から観光である。フランダースの犬で有名な、アントワープの大聖堂へ行く。

3.9.1 アントワープへの移動

 アントワープの聖母大聖堂は、17:00までしか開いていない。ブリュッセルからアントワープへは、1時間弱なので、15:00前にホテルを出ても、それなりに急ぐ必要がある。とりあえず、駅まで行って、切符を買う。ブリュッセルからアントワープは、良く使われているルートなのだろう。自販機のメニューに行き先として出てくるので、簡単に買うことができた。
 無事、15:40すぎに、アントワープ駅に到着した。ここまでは、順調だ。

アントワープまで乗った列車
アントワープまで乗った列車

アントワープ駅
アントワープ駅

3.9.2 聖母大聖堂

 事前に調べた情報によると、アントワープ駅から聖母大聖堂までは、トラムで簡単に行けるらしい。だが、実際には、よくわからなかった。駅からトラムがたくさん出ていて、どれに乗ればいいのか、わからないのだ。事前に調べた番号のトラムは、どこから乗ればいいのかわからない。
 時間がないにしては、ちょっと調査不足であった。なんとか、それらしいトラムに乗って行くのだが、トラム駅に降りてからも、どうやって行けばいいのかわからない。こういう時には、スマホの位置情報機能の出番なのだが、こういう時に限って、バッテリー不足である。今となっては、どうやって行ったのか、よくわからないのだが、なんとか時間までに到着することができた。
 お約束のルーベンスの絵を見る。絵が、立派に展示されていて、今まで行った教会とは、少し雰囲気が違うところであった。
 大聖堂の前に、変なオブジェがあって、説明を見てみるとネロとパトラッシュの像のオブジェらしい。銅像と聞いていたのだが、と後で調べてみたら、銅像を撤去して、このオブジェにしたようだ。なんだか、大聖堂としっくりこない。


やっとたどり着いた大聖堂
やっとたどり着いた大聖堂

ステンドグラス 

絵の展示が立派
絵の展示が立派

変なオブジェ
変なオブジェ

ネロとパトラッシュらしい
ネロとパトラッシュらしい

3.9.3 アントワープ散策

 大聖堂は、時間までに間に合ったので、後はゆっくりとアントワープを散策である。
 ネロとパトラッシュの像に触発されて見てみると、変なオブジェクトの多い町である。
 この日は、今回の旅行の中で一番暑くて、歩いているうちに疲れてしまった。しかも、現金が残り少なかったので、アイスクリームを食べようにも手持ちの現金がない。現金を調達しようとATMを探すのだが、どこにも見当たらない。
 本当は、チョコレート店にでも寄るつもりだったのだが、歩き疲れ、ATMを探し疲れているうちに、そんな予定は、すっかり忘れてしまった。現金のない時に限って、スーパーのトイレも有料だったりする。
 現金さえあれば、タクシーで駅まで行くところだが、そこまでのお金はない。地下鉄の料金くらいならあるので、地下鉄でアントワープ駅へ移動することにする。地下鉄に乗って、アントワープ駅まで行こうとするのだが、ここでもトラブル。アントワープ駅というのがあると思い込んで地下鉄に乗っていたらいくら乗っても着かない。いくらなんでも、と思って一旦降りる。どうやAstrid駅かDiamant駅が、アントワープ駅に接続しているらしい。
 今から思えば、切符売り場の表示では、駅名とその横にアントワープ駅という表示があったようだ。日本でも、駅名の横に接続先が書いてある。あれと同じである。よく見ればよかった。行き過ぎた列車を戻って、へとへとになってAstrid駅で降り、アントワープ駅へ。
 アントワープ駅には、ATMがあったので、ようやく、カードのキャッシングでユーロを調達することができた。現金があるというのは、心強い。
 アントワープ駅の喫茶店は豪華という話だったので、寄ってみたが、ここでドリンクを飲むよりは、ホテル近くで食事をということで、入らなかった。
 列車で、ブリュッセルまで行くのだが、この列車が、また落書きだらけの列車なのだ。なんだか、いろんなトラブルだらけの日だった。


立派な市庁舎
立派な市庁舎

兵士ブラボーの像 
兵士ブラボーの像

フリッター屋のオブジェ

人のオブジェ

川沿いにあるステーン城
川沿いにあるステーン城

落書きだらけの列車
落書きだらけの列車

3.9.4 Le Marmitonで夕食

 とりあえず、無事、ブリュッセルに戻って来た。夕食は、Le Marmitonというカジュアルレストラン。店舗の中は、満席だったらしく、店の横にある屋外の席に通される。天候もいいので、別に屋外でもよかったのだが、サービスしてくれるウエイターの要領が悪く、なかなか料理が来ない。最終的には、店の中から、ベテランのウエイトレスが出てきたくらいである。
 家内は、ベルギー名物の貝料理。私は、肉料理。ビールとサラダも頼む。この程度のオーダーがなかなか通らないので、少しイライラした。料理の味はまあまあ。ビールはおいしかった(何を頼んだのか忘れたが)。

店の外観
店の外観

メニュー
メニュー

料理
料理