さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。
予約のフライトは、ローマ発14:50である。かなりの余裕と、ホテルのチェックアウト時間を考えて、11:00に空港への車を依頼してある。朝食の後、少し余裕があるので、周辺を散歩することにした。
ホテルの近くにあるサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂がローマ4大聖堂の1つだということを、昨夜のナイトツアーの際に、ガイドの運転手から教えてもらって、あらためて見に行くことにした。そういう知識を知ってから見ると立派に見える。
ホテルへの帰路、朝ではあるが、ローマの最後に、ということでジェラートを食べることにした。さすがに、ローマといえども10:00頃にジェラートを食べる人はあまりいないらしく、売り場で注文しようとしても気がついてくれず、その店の常連さんらしき人が店員に声をかけてくれて、無事、ローマ最後のジェラートを食べることができた。
空港までは、車なので楽勝である。帰路は、ルフトハンザ航空でフランクフルトまで行って、ANAに乗り換えて成田空港までの旅程である。往路はANAだったので、オンラインチェックインできたが、復路はルフトハンザ航空なのでANAのサイトからはオンラインチェックインできない。共同運航便というのは、ANAの便名がついているだけで、ANAとしてのサービスは全くやってくれない。
ルフトハンザ航空のチェックイン機で、チェックインするが、なぜか途中で発券されない。これで少し慌ててしまう。しかも、帰りのANAの席が、既に予約した席と異なるようで、どうなっているのか、ということになる。
荷物を預けるところで、発券をしてもらう。後でわかったことだが、どやらルフトハンザとANAとのシステムが連携しておらず、ANAで座席を予約していたために、ルフトハンザ航空のオンラインチェックイン機では発券できなかったようだ。システムが全くつながっていなければ誤解しなかったのだが、オンラインチェックイン機でANAの座席まで表示されたのであわててしまった。ルフトハンザ航空のオンラインチェックイン機で表示されたANAの席はダミーで、実際にはANAで予約していた席で発券された。本当にわかりにくいシステムである。
スーツケースを預ける際に、3つのスーツケースのうちの1つのスーツケースがまさかの重量オーバーである。4人で3つのスーツケースなので、1つくらい許容してくれればいいのに、係員が厳密で、空港で荷物を削減するはめになる。少しくらいのことで、口うるさく言われたのは初めてであった。
早い目にローマ空港に行って、のんびりするつもりが、まさかのアクシデントにあったため、なんだか疲れ果ててしまった。
フランクフルト空港では、約3時間の待ち時間である。ANA便を待っている間に、ショッピングをする。PCを充電できる場所もあり、のんびりフライト待ちである。ローマ空港ではゆっくりできなかったが、ここではゆっくりできた。
成田空港へのフライトは、747-300で2-4-3のシート配列。往路の787の3-3-3のシート配列に比べてはるかに広くて快適であった。今度から、国際線で787に乗るのは絶対にやめである。
定刻よりも少し早く成田空港に到着。モバイルWi-Fiの返却などを済ませ、一路我が家へ。日本はローマと同じくらい暑かった。
3.12 ローマ5日目(トレビの泉、ポポロ広場、ナイトツアー) | 目次へ |