さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。
ホテルのレストランがあいていない時間に出発なので、日本人にとっては薄暗いホテルの部屋の中で、昨夜受け取ったBOXの弁当を食べる。バスで空港まで行ってチェックイン。
スイス航空で9:45出発予定である。スーツケースに貼るシールが欲しいということで、空港内を探し歩いたのだが、大きなシールは見るからなかった。意外に、ちょっとしたお土産物がないのだ。時間が余ったので、空港のラウンジで休憩。
バルセロナからチューリッヒまでの飛行機は、定刻通り出発した。
チューリッヒ空港に定刻通り到着したのはいいが、そこからの便が4時間も遅延である。軒並み遅れているのかと思ったら、日本行きの便だけ遅延である。添乗員さんがかけあって、昼食のバウチャーを入手してくれた。
それにしても、いきなり4時間の遅延なので、何もすることはない。チューリッヒ空港から市街地へは近いようなので、市街地へ出ようと、いったん空港を出る。ところが、切符が買えないのである。カードが使えるはずなのだが、使えない。ここで挫折して、再び空港へ戻るはめになる。
空港の外へは出たものの
切符が買えなかった
4時間遅れであろうが何であっても、時間は経つものである。バウチャーで昼食を食べたり、最後のお土産を買ったり、ツアーで一緒になった人と雑談をしたりで、時間をつぶして、成田への飛行機に乗り込む。
この飛行機が、やたらと寒かったのである。私たち夫婦は、真ん中の席にいたのだが、窓側と真ん中とでは、エアコンの効き方にかなり差があるようで、窓側は暑いといい、真ん中の席では寒いという。幸い、私たちの席のサービスをしてくれるCAさんが、日本人だったので、寒いというと、少し温度設定をあげてくれたので、何とかしのぐことができた。今度から、エアバスに乗る時には、できる限り窓際の席にしなければいけない。
本当に寒かったこと以外は、何事もなく、無事日本に到着し、スペイン旅行は終了した。
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