さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。
再びバスに乗って、カサ・バトリョへ移動。既に長い行列ができているが、ツアーで予約できているので、即座に入場。グエル公園は、オープンスペースだったが、ここは住宅である。また違ったガウディを見ることができる。手すり1つとっても、凝ったつくりである。
中庭側の壁のタイルの色も、外光の加減によってもあまり色がかわらないように、下の階にいくほど明るい色にしている、ということなど、説明を聞けば聞くほど、ありとあらゆる配慮がされているようである。
有名なベランダ
かなりの行列ができていた
凝った手すり
窓もきれい
きれいな飾り
下にいくほど明るくしたタイル
ここも螺旋
再びバスに乗って、サクラダファミリアの近くのお土産屋でトイレ休憩。そのまま歩いて、まずは撮影スポットであるサクラダファミリアの近くの公園で記念撮影。その後で、再び歩いてサクラダファミリアの中へ。
グエル公園、カサ・バトリョとも違い、教会ということでスケールの大きさに圧倒される。このスケール感は、実際に見てみないとわからない。案内付きで観光した後で、自由時間になる。この後、昼食なのだが、ツアーで用紙されている昼食は日本食ということで、私たち夫婦は権利放棄することにした。ここで、いったんツアーと別れ自由行動に突入する。ふと、塔の上に上るエレベータのチケットを購入できないかと思ったが、さすがに売り切れであった。
地下の博物館へ向かう。ここでは、建設当初の写真や模型、さらには現在作業が行われているアトリエを窓越しで見られたりする。アトリエでは、大型の3Dプリンタが大活躍のようだ。実際の模型を作るのに、工数や時間が短縮できるに違いない。
近くの公園から
入り口
圧倒的な大きさ(ピントが合わない)
きれいなステンドグラス
それにしても人が多い
有名な構造模型
今でも作業中。右端はたぶん3Dプリンタ
虫もいる
ツアーにいたら、昼食の時間だったので、私たちもここで昼食にすればよかったのだが、事前に日本でカサ・ミラの入場を予約していたので、カサ・ミラへ行く。移動はタクシーなのだが、「カサ・ミラ」という簡単な言葉が通用しない。妻が、「ペドレラ」というスペインでの呼び名を覚えていてくれたおかげで、タクシーの運転手にわかってもらえる。誰でも知っている有名な場所だからといっても、固有名詞は難しい。
優先チケットだったので、優先入場入り口から入る。ただ、この入り口からエレベータへの経路が本当にわかりにくいのだ。間違えて、2Fのお土産コーナーに迷い込んでしまう。そこで、親切な店員がエレベータまでの道を教えてくれた。せっかく優先入場できる入り口なのだから、もっとはっきりかかるように表示しないと、私たちと同じように迷う人がいると思う。
チケットには、オーディオガイドのレンタル料も込みである。日本語のオーディオガイドもある。エレベータで屋上へ上り、階段で下まで降りていくという経路である。
屋上の不思議な造形。カサ・ミラで最も印象的な造形である。建物ということでは、カサ・パトリョにも行っている関係で、建物の中は、あまり印象にないが、この屋上は不思議であった。TV番組でやっていたサクラダ・ファミリアの撮影スポットも見つけることができた。
オーディオガイドは、聞く量が多すぎて、途中で飽きてくる。ガイドの、簡潔な解説のありがたさを感じながら、階を下りていく。途中で、合成写真を売っているコーナーがあった。夫婦の写真を撮影して、合成写真にしてくれるのである。今風なのは、後で画像ファイルのダウンロードもできることである。若い頃なら絶対に買わなかったのだが、なんとなく気に入って買ってしまった。
入り口を入ったところ。どこへ行けばいいのか迷う
屋上はいきなり印象的
屋上のオブジェからサクラダファミリア
だんだんオーディオガイドに飽きてくる
中庭から
少し歩いて、カタルーニャ音楽堂まで行く。ここは、中に入るには、ガイド付きツアーの申し込みが必要である。ツアー開催の時間も決まっているので、今回は、外観の見学のみである。
外観
遅い昼食で、サン・ジョセップ市場へ行く。観光市場なので、市場にしては遅くまで開いているところなのだが、さすがに15:00頃になると閉まっている店も多い。本当は、カサ・ミラに行く前にここに寄ればよかったのだが、このあたりの旅程は少し無駄な旅程になっている。添乗員同行のツアーなので、受動的に行動するのに慣れてしまって、考慮不足であった。
空いている店は、満員である。しかも、どう注文すればいいのかもわからない。とりあえず、カウンター席から指をさして注文できそうな店を見つけて、食事にありつく。ジュースの店もあったので、ジュースも飲む。とりあえず、指で注文することだけは、うまくなってきた。
市場の入り口
すごい人混み
とりあえずありつけた食事
職場用のお土産をまだ購入していない。買い物は、スペインのデパートエル・コルテ・イングレスに行くことに決めていたので、タクシーで直行する。デパートなのだが、地下が食料品のスーパーなのである。チョコレート、オリーブオイルなど、とりあえず大量に買い込む。ホテルが近いので、少しくらい量があっても大丈夫である。
買い物の後、ホテルへ戻る。ツアーでフラメンコへ行く予定の時間まで、まだ時間があったので、CACAO SANPAKAのバルセロナ本店へ行く。マドリッドのお土産屋で、ここで買えば本店より安いと言われたチョコレートは、やはり本店の方が安かった。ディスカウントショップならともかく、お土産屋の方が安いなんて言うことはありえないということであろう。
CACAO SAMPAKA本店
ホテルに戻って、フラメンコショーに出発である。かなり疲れていたので、正直言って、途中で寝ると思っていたのだが、意外に迫力があって、楽しいショーであった。団体客が多かったが、我々のツアーは、正面の前の方でかなりいい席だった。1人1ドリンク付き。ショーに見入っていたので1ドリンクで充分であった。
フラメンコが終わった時点で、今回のツアーの観光メニューはすべて終了である。明日の朝は、出発が早く、ホテルの朝食時間に間に合わないのでホテルで用意してくれたBOXを受け取り部屋に戻る。
夕食がまだなので、外へ食べに出かける。スペイン最後の夕食である。夕食後、スタバでコーヒーを飲んでホテルへ戻った。明日の朝は早い。
夕食
指さしで注文
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