3.5　 ナポリ・ポンペイ・ソレント・青の洞窟1日目(月曜日)

3.5.1 集合場所へ移動

　ツアーは6：15にホテルへピックアップしてくれる。だから6:00にチェックアウトの予定にしている。今度こそ、朝食時間である7：00には絶対に間に合わない。昨日、予約しておいた朝食ボックスを取りに行くと、今度は用意されていた。中身は、本当に貧弱である。ないよりましだが。
　ホテルまで、マイクロバスがピックアップしてくれて、大きなバスに乗り換える。日本人は、我々夫婦だけであった。このツアーは、基本は英語ツアーなのだが、初日は、日本人ガイドがつく、というツアーだ。


ないよりましの朝食ボックス

3.5.2 ナポリの車窓観光

　大型バスに乗り込み、ナポリへ。このバスの添乗員は、イタリア語以外に、英語、仏語、独語を話せるらしい。バスの中で、4カ国語で案内をしていた。日本語は話せないので、ツアーの中に日本人がいると、日本人のガイドがつくという仕組みらしい。日本人は我々だけなので、いろいろと教えてくれる。
　途中で1回、トイレ休憩。トイレ休憩なのに、家内は、お土産屋で土産を買っている。まさか、こんなところで買い物をするとは思わなかった。
　ナポリにつくと、運転が荒っぽくなるので、ローマの運転手は大変らしい。ローマでも、イタリア人の運転は荒いぞと思っていたのだが、それ以上とは。途中で、ガイドが同乗する。添乗員では、ポンペイでガイドできないので、資格のあるガイドが必要なのだろう。
　ナポリで少しは下車観光もあるのかと思ったら、車窓観光だけであった。あまり治安がよくないところなので、そういうことになっているのだろうか。歴史のある建物はきれいなのだが、貧富の差も激しいらしい。


車窓からの1枚

3.5.3 ポンペイ観光

　ナポリ車窓観光の後は、本日のメインであるポンペイ遺跡の観光である。
　その前に昼食。この昼食が、本当に、不味い。今回の、旅行の中で、最も不味かった食事である。建物はきれいなのだが、本当に不味かった。
　不味かった昼食の後は、楽しみにしていたポンペイ遺跡である。ガイドさんも、ポンペイが好きで、何度来ても楽しいという人であった。英語のガイドもいるのだが、そのガイドとは別行動で、日本人だけで案内してくれた。人数が少ない分、じっくりと見て回れる。
　ローマの遺跡も確かにすごい。ただ、それは、立派な建物が点で残っているだけである。このポンペイは、庶民の家も含めて、面で残っているところが貴重だ。全部見るには、1週間あっても足りないという。そうだろうなあ、と思わせる広さだ。日本で開催されていたポンペイ展にも何度か行ったことがあるのだが、この広さは、やっぱり行ってみないとわからない。
　ポンペイといえば、有名な、人型である。昔は、外に置かれていたのだが、今では博物館の方に移動されていて、見ることができないらしい。
　帰りに、ポンペイでお土産を買う時間もないくらい、ギリギリまで案内してくれた。


いきなり無造作に見えてくる遺跡


円形劇場


下から見上げる


水道設備


町の中を通る道


きれいに残っている床


猛犬注意


魚市場だったところ（魚の骨が大量に出ている）


広場の柱(2階があったらしい)

3.5.4 ソレントへ移動

　ポンペイ遺跡観光が終わると、団体は、いくつかに分かれる。1つは、このままローマへ戻る団体である。日帰りのナポリ・ポンペイツアーに参加した人たちだ。このまま、宿泊するグループもある。宿泊先によって、いくつかのグループに分かれる。我々は、ソレント宿泊で、夫婦と娘の家族と2組だけであった。
　途中で、きれいな海岸沿いを通る。2組とも同じホテルなのかと思ったら別々であった。我々が宿泊したのは、

　まあ、可もなく不可もなくというホテルで、ソレントの中心部へ、歩15分くらいである。18:00頃にチェックインしたので、中心部に行くことにする。リゾート地なので、歩て行ってもいいかと思ったら、単なる田舎の道路道で、リゾート地という風情ではない。中心地は、さすがにきれいなとことであった。
　ホテルでの夕食込みのツアーだったので、ソレント中心部を少し散策してから、ホテルに戻る。夕食は、まあまあであった。不味かった昼食よりは断然おいしいし、昨晩のイータリーよりもおいしかった。


途中の美しい海岸


ソレント中心部


気ままな感じ


途中の道にあった子供服の店


夕食(リゾット)


夕食(魚料理)


夕食(イカ料理)


デザート