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海外旅行右往左往

さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。

3.7  ローマ観光4日目(水曜日)

今回の旅行で最も楽しみにしていたコロッセオとフォーリ・インペリアーリのローマ遺跡めぐり。

3.7.1 サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

 前半のローマは、早朝からの予約ばかりで、ゆっくりと朝食を食べられなかった。ホテルの部屋は、ホテルの隅っこの方に位置し、かるバスタブなしの狭い部屋なのだが、朝食会場のレストランは広くてゆっくりできる。野菜とヨーグルトがあることがポイントが高い。
 今日のメインというか、今回の旅行のメインであるコロッセオの予約は10:25である。ゆっくり朝食を食べても、まだ時間があるので、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂へ行くことにする。
 ここは、ホテルから徒歩圏内で、大きな目立つ建物である。セキュリティチェックがあるので、決められた入り口から入る入る必要がある。早朝なので、あまり人はおらず、ほとんど並ばずに入ることができる。中は、さすがに大聖堂である。

外観
外観

説明の看板
説明の看板

中は豪華
中は豪華

こんな宝物も
こんな宝物も

3.7.2 コロッセオ

 さて、コロッセオである。予約したのは、Colosseum: Underground and Belvedere という英語ガイドツアーである。2018年末までの限定で、コロッセオの地下および最上階に行けるというローマ遺跡好きの我々夫婦にとっては、どうしても行きたいツアーであった。予約するのは、大変だったのだが、何とか予約できたチケットである。遅れずに行かないといけない。
 集合時間は、10:25である。チケットには、以下の注意事項が書かれていた。

TO JOIN THE GUIDED TOUR, PLEASE ARRIVE 15 MINUTES IN ADVANCE AT THE MEETING POINT N.1 FOR ENGLISH TOURS,
MEETING POINT N.2 FOR SPANISH AND ITALIAN TOURS, AT THE MEETING POINT N. 3 FOR UNDERGROUND AND BELVEDERE
TOURS , AT THE MEETING POINT N.4 FOR ASSISTANCE SERVICE TO THE UNDERGROUND AND BELVEDERE. THE MEETING
POINTS ARE AFTER THE TURNSTILE, AT THE END OF THE CORRIDOR, NEXT TO THE LIFT. THE TOUR STARTS 15' AFTER
ENTRANCE TIME ON THE TICKET.

 これを読む限り、MEETING POINT N.3という場所に、15分前、すなわち10:10には到着しておかなければならないようだ。コロッセオは広い。セキュリティチェックを通り、このMEETING POINT N.3というところに行くのに、30分はかかるだろうと思い、9:30にはコロッセオに到着。チケットを見せたら中に入れてくれるだろうと思ったら、そうは行かない。待て、と言われる。でも、15分前には来いと書いてある、と言うのだが、ダメらしい。ローマの暑い日照りの中、どこにも影はなく、コロッセオに入るために、外でじっと我慢。結局、10:00過ぎに入れてもらう。
 さて、MEETING POINT N.3ってどこ?と係の人に聞こうと思ったら、入り口のすぐ近くにあったのだ。拍子抜けである。説明文には、ちょっと歩くようなことを書いてあったのだが、どうやら場所を変えたようだ。

 まあ、遅れるよりまし、ということで、胸にツアー参加のシールをつけてもらって、MEETING POINT N.3で待つ。やってきたガイドは、強いイタリア訛りの英語で、ほとんど聴き取れない。でもまあ、日本語ツアーはないので、ほとんど聴き取れない英語でも、イタリア語ツアーに参加するよりはましである。
 まず、アリーナに行く。今のコロッセオは、床がなくなってしまっているが、この床を再現した部分である。ここから、コロッセオの全体を見回せる。ガイドの説明は、さっぱりわからない。理解しようとするのをあきらめて、もっぱら写真撮影と遺跡鑑賞に専念する。
 次に地下だ。ガイドが鍵をあけて入っていく。というか、下りて行く。少しひんやりする。行動範囲は、アリーナの下のところだけだ。もっと先にも行って、地下からコロッセオを見られると思っていたらそうではなかった。
 さて、地上階である。地上4階の部分は、40年ぶりに一般公開されるということである。どんどん上っていく。上から見るコロッセオと、コロッセオ周辺の景色はすばらしい。本当に、予約が大変だったし、英語のガイドはさっぱりわからないけど、来て良かった、と思う。

入り口は既に人であふれている
入り口は既に人であふれている

入り口のすぐが待ち合わせ場所だった
入り口のすぐが待ち合わせ場所だった

昔はこんなとこだったという説明(多分)
昔はこんなとこだったという説明(多分)

観覧席の再現
観覧席の再現

アリーナから見る風景
アリーナから見る風景

アリーナから見た地下(ここへは行けなかったが)
アリーナから見た地下(ここへは行けなかったが)

アリーナからの風景
アリーナからの風景

いよいよ地下へ
いよいよ地下へ

階段を下りると
階段を下りると

コロッセオの地下
コロッセオの地下

たぶんアリーナの下の部分
たぶんアリーナの下の部分

地下からの風景
地下からの風景

地下の通路(通れない)
地下の通路(通れない)

地下の通路(観光客用の通路がある)
地下の通路(観光客用の通路がある)

エレベータ設備の再現
エレベータ設備の再現

次は上へ
次は上へ

            最上階から見下ろすコロッセオ<br>
最上階から見下ろすコロッセオ

ここより上は屋根の部分だけ
ここより上は屋根の部分だけ

最上階の風景
最上階の風景

フォロ・ロマーノを見下ろす
フォロ・ロマーノを見下ろす

3.7.3 ジェラートとアイスコーヒーを昼食がわりに

 期待していたコロッセオは、期待以上で、少し興奮ぎみ。ちょっと、暑いので、冷たいものを食べて昼食がわりにすることにした。
 まずは、ジェラートで有名なジョリッティでジェラート。まず、キャッシャーのところへ行って、欲しいジェラートのサイズを注文。料金と引き換えにチケットをくれるので、カウンターへ行って、指さし注文。何か、近くで催しがあるらしく、この暑いのにスーツ姿の人がたくさんいる。その人たちも、ジョリッティでジェラートを食べていた。
 もう1つ寄ったのが、タッツァ ドーロ。ここは、クリームたっぷりのアイスコーヒー「グラニーテ・コン・パンナ」で有名。ここも人が多い。

スーツ姿の人が多かったジョリッティ
スーツ姿の人が多かったジョリッティ

ここも客が多いタッツァ ドーロ
ここも客が多いタッツァ ドーロ

3.7.4 フォーリ・インペリアーリ

 フォーリ・インペリアーリには、トラヤヌスの市場という建物がある。ローマ時代の市場の跡ということだ。ただ、これは、そう言われているだけで実際には、官僚機構があった、とかの説もあるらしい。
 ここは、コロッセオと打って変わって、ほとんど人がいない。でも、広い範囲で、建物が残っていて、興味深いところである。建物がそのまま残っていて、その中に入れるというのが、楽しい。
 ここは、基本は、博物館なので、建物の中は改装されていて、いろんなビデオを流していたり、模型の説明があったりする。歩き回って疲れていたので、ビデオを見ながら、椅子に座って休憩する。
 愛想のない博物館の入り口からは想像もできないほど、広い敷地で、人が少なく自由に見て回ることができた。入場券を買うところにある本の売店は、品揃えが豊富で、ローマの本(日本語)とポンペイの本(英語)を購入した。

建物の中に入ることができる
建物の中に入ることができる

中の広場
中の広場

博物館なので説明も多い
博物館なので説明も多い

建物だらけ
建物だらけ

3.7.5 サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会

 夕食は、予約してある。予約時間までに時間があったので、ナヴォーナ広場と、その近くにあるサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会へ行く。階がでも有名なところらしく、絵画の前には人がたくさんいる。

ナヴォーナ広場の噴水
ナヴォーナ広場の噴水

教会
教会

教会の中
教会の中

中にある名画の案内図
中にある名画の案内図

絵画が随所にある
絵画が随所にある

3.7.6 夕食はカルボナーラ

 夕食は、カルボナーラで有名なロショーリを予約してある。ここは、食材店の横でレストランをやっている店舗と、レストランだけの店舗とpがあり、最初は店を間違えた。我々夫婦が予約していたのは、食材店の方だ。
 食材の並んだショーケースのすぐ横の席になる。有名なカルボナーラとそれ以外のパスタを注文。カルボナーラは、あまりにも麺が固すぎて、我々の口には合わなかった。正直、ちょっと期待外れであった。サラダとパスタとデザートを食べてホテルに戻った。

席の横のショーケース
席の横のショーケース

サラダ
サラダ

カルボナーラ
カルボナーラ

デザート
デザート