さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。
朝食は、日本から持ってきた雑炊と昨夜スーパーで購入した野菜のサラダ。あっさりで、お腹にやさしい。
今日は、ドゥオーモのテラスに行くことができるツアーを予約している。これも残念ながら英語ツアーである。チケットオフィスで、予約票を提示し、チケットに交換。集合場所を確認の上、少し待ってからツアー開始。
ドゥオーモの中を案内された後で、いよいよテラスへ上る。テラスへの入り口は、通常の入場者から見えるところにあるのだが、柵で入れないようになっている。柵の鍵が開いて、中に入ると、特別な場所に入るのだ、という感じがしてワクワクする。テラスで入れる場所は途中までで、途中から引き返すコースになっている。その後は、クーポラへ上れる。
つまり、テラスへ入るのと、クーポラに上る優先入場を兼ねたツアーなのである。今回の英語ガイドは、少し早口でよくわからなかった。上るのが目的だったので、特に問題はなかった。
例によって、景色がすばらしい。
チケットカウンター
ドゥオーモ
ツアーは出口から入る
ドゥオーモの中
ドゥオーモの天井
柵のこちらがツアー
テラス(この通路を歩ける)
ドゥオーモの建物を間近に見る
ドゥオーモの屋根
ドゥオーモのクーポラへ
クーポラへの途中の場所から天井を見る
どんどん上へ
階段の入り口は狭い
上からの景色
夕食をしっかりと食べるつもりなので、昼食はあっさりにする。チョコレートで有名なRivoireへ行く。
家内は、ズッパを注文したが売り切れであった。一昨夜のレストランでも注文したが、時間がかかると言われ断念している。もう1回、トライするのだが、そこでも注文できず。結局、ズッパは我々夫婦にとって、幻のデザートになってしまった。
ケーキとドリンクを注文して、あっさり引き上げる。
人気の店
注文できなかったズッパ
結局注文したのは、これ
昼食をあっさりと済ませた後、ピッティ宮殿へ。
この日は、かなり暑くなっていて、ちょっとバテ気味である。ピッティ宮殿には、庭園などもあるのだが、この暑さで、屋外を散策するのは自殺行為だということで、宮殿の中だけ入ることにする。中だけといっても、さすがに宮殿なので広い。
ここは、ラファエロの作品が多く展示されていることで有名なところである。各部屋には、作品リストが置かれていて、有名な作品には印がついてあるので、わかりやすい。主として、ラファエロの作品探しをして、観光は終了。
広大なピッティ宮殿
中の壁面は絵画で一杯
ラファエロの小椅子の聖母
これもラファエロ
フィレンツェは、革製品が安いということで、観光の後は、買い物タイムである。手袋とかジャンパーとか、とても夏に買う物ではないものを購入する。ジャンパーを買う店で話をしていると、やはり今の季節は、冬に比べて革製品が安いらしい。最初の言い値の、60%くらいの値段まで値切ってジャンパーを購入。
その他、雑貨などを購入して、一旦、アパートへ帰る。
夕食は、チブレオである。ここは、レストランに併設したトラットリアで、レストランの方は高給レストランで、我々夫婦では行けない。トラットリアは、同じ厨房で作った料理を出してくれるところである。予約は不可なので、開店直後に行く。また、支払いは現金のみである。
ドゥオーモのある中心地からは、15分程度歩く必要がある。このあたりは、Googleマップ様々である。迷わずに行くことできた。
味は、さすがである。おいしい料理を堪能した。家内はデザートを注文したが、私は満腹だったので注文しなかった。ところが、ケーキが出てきた。注文したないんですが、というと、サービスだという。満腹だったが、ありがたく頂いた。
こちらはレストランの方
こちらはトラットリア
入り口にあるメニュー
スープ
料理
上の料理の付け合わせ
デザートのプリン
サービスのケーキ
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