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海外旅行右往左往

さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。

3.5 スペイン4日目グラナダ、ミハス、コスタ・デル・ソル 

4日目は、スペイン観光の目玉のアルハンブラ宮殿。白い村ミハスに寄ってから、地中海沿岸のリゾート地コスタ・デル・ソルで宿泊である。

3.5.1  ホテルで朝食

 ホテルで朝食。ここのホテルの朝食は、全く記憶がない。可もなく、不可もなく、ということだったのだろう。

3.5.2 アルハンブラ宮殿

 バスに乗って、昨夜、夜景で遠くから見たアルハンブラ宮殿へ。今回のスペイン人ガイドは、日本語が話せる。やはり、日本語の話せるガイドの方が、よくわかる。
 1日の入場者数だけでなく、30分ごとの入場者数をきっちりと管理しているらしい。ということで、アルハンブラ宮殿の中で何回も入場券をチェックされた。
 中は、幾何学模様の連続である。よくもまあ、こんなに、バリエーションがあるのだろ、と思うような種類だ。


バス停からアルハンブラ宮殿への道


アルハンブラ宮殿入り口の外観


入場券をチェックしていた


近くにあった標識


どこにでも猫はいる


こんな感じの幾何学模様があちこちにある


アラヤネスの中庭








ライオンの中庭

3.5.3 ヘネラリーフェ庭園

 アルハンブラ 宮殿を出て、少し歩いたところにあるのが、ヘネラリーフェ庭園である。この庭園も本当に広い。いろんな植物があちらこちらにある。スペイン人ガイドが、その名前(日本語での名前)をよく知っていてびっくりした。ツアー客の中でも、詳しい人がいたが、私にはこの方面の知識が全くなかったのでさっぱりわからず、単にきれいだ、と思っていただけである。




庭園の中にあった噴水

3.4.4 マラガへ

 アルハンブラ宮殿観光の後、再度、ホテルの方へバスが行く。なんでまたホテルに戻るんだろう、と思っていたら、ホテルから歩いて1分くらいのところにある土産屋へ行くのである。この土産屋は、今回のツアーの中で、もっとも人のいなかった土産店である。というか、我々のツアー客しかいなかった。日本のツアー専門の土産屋なのだろう。
 再びバスに乗って昼食場所のあるマラガへ向かう。パラドール デ マラガ ヒブラルファロで昼食である。魚料理と肉料理とがあり、事前にツアー2日目に希望を聞かれていた。結構期待していた。場所はきれいなとことであったが、料理自体は相変わらず量が多く、前菜だけでかなり満腹になってしまった。メインディッシュには魚料理を選んでいたのだが、この魚がまた大きい。デザートは例によって甘い。

3.4.5 ミハス

 再び、バスで、白い村で有名なミハスへ。ここでは、ガイドなしで、1時間ほど自由時間である。当初、名物のロバタクシーにでも乗るか、メイン通りの喫茶店ででもゆっくりするか、と思っていたのだが、結局買い物時間になってしまった。
 バスから降りて、すぐところにあった革製品店で、売り込み時点で、女性用革ジャンを100ユーロと言って売り込んでいたのだ。いろいろ試着した後で値段を聞くと、300ユーロだという。ひどい話である。詐欺だ。結局、買わなかった。他のツアー客に聞くと、その店は、必ず100ユーロと言って客寄せをしているらしい。100ユーロ詐欺である。
 そこで、革製品を買えなかったので、家内の買い物スイッチが入ってしまって、その後、ツアー時間一杯まで、革製品買い物ツアーにつきあわされた。他の店も、値段を聞くと、うちの店は1プライスで、最初からベストプライスを出すといいながら、断ると何度もディスカウントする店とか、信用できない店が多かったので、結局何も買わなかったの、店の中にばかりいたので、あまり写真も撮っていない。家内は楽しかったようだが、私にはさっぱりわからない。まあ、運動にはなった。

3.4.6 コスタ・デル・ソル

 再び、バスで、今日の宿泊先のコスタ・デル・ソルへ。

 ホテルは、Melia Cost Del Solである。

 宿泊ホテルに18:00頃到着。ここは、地中海沿岸のリゾート地らしい。ホテルから海岸まですぐで、大きなホテルである。部屋もきれいであった。


ホテルの外観


ホテルの部屋


 夕食は、例によって20:00からといういことで、散策することにした。まずは、海岸側へいってみる。季節のせいなのか、時間帯のせいなのか、思ったほど人はいない。海岸沿いを歩いていても、あまり面白そうなところはない。
 海岸と逆の側は、少し高台のようになっているのだが、事前の調査では、そのあたりにいろいろな店があるということだったので、地図もないのだが、行ってみることにした。
 途中、エレベータのようなものがあって、高台の上へ登れるようだったのだが、有料と書いてあって、しかも値段が明記されていなかったので、近くにあった坂に沿って上の方へ行ってみる。
 両脇に土産店がある坂を上ると、シッピングゾーンのようなところに出る。オレンジを絞ってくれるジュース店があったので、買ってみる。オレンジを数個、注文してから絞ってくれるのである。新鮮だが、まあ普通の味であった。
 ジュースを飲みながら飲みながら歩くと、すずしそうな服が売っている店があって、家内が引き寄せられるように入っていく。10分ほど外で待っていたら、買い物袋を下げて出てきた。安かった、と興奮していた。
 さらに歩くと、何か人だがしている。遠くからはFISHという看板しか見えなかったので、魚料理のレストランかと思ったら、魚の入った水槽に足を入れるスパであった。料金は20分で15ユーロ。やってもらう時間もなかったし、やっている間、見世物になるのも嫌なので、写真だけ撮った。
 さらに歩くと、アクセサリーの店があって、ここでも家内が買い物していた。まあ、服にせよ、アクセサリーにせよ、ミハスで値段をふっかけられた革製品に比べてはるかに安い。
 さらに歩くと広場に出る。リゾート地によくある、オープンテラスのおしゃれな店が並んでいた。トレモリノスの駅もあって、このあたりが実は中心地のようである。近くにあった、変な彫刻の写真を撮ったあたりで、そろそろ夕食の時間帯だ。


有料エレベータ


両脇に店舗がある坂道


いかにもリゾート地という店舗


すずしそうな服が売っていた


人だかりのFISH FOOT SPA


中を覗くと実際にやっていた


トレモリノス駅があった


その近くにあった変な彫刻


 レストランの夕食は事前の情報では、バイキングでかなりおいしいということだったので、期待していた。確かに、かなりいろいろな種類があるのだが、どの料理も少し塩辛い。サラダもあったので、野菜をとれたのはよかった。料理が決まっているホテルよりは、こういうバイキングの方が、比較的口に合う料理を選ぶことができる。
 ホテルに帰って、シャワーをあびようとするが、お湯が出ない。建物が立派なホテルだったが、どうもお湯の量については、貧弱なようだ。世なりの部屋の音も結構聞こえる。設備に関しては、ちょっと見かけ倒しのホテルのようである。無料Wi-Fiも接続できなかった。翌朝、同じツアーの人に聞いたら、ホテルのフロント付近でないとつながらなかったようだ。部屋数にしては、設備が貧弱なのだと思う。