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海外旅行右往左往

さえない中年夫婦が、慣れない海外で右往左往した海外旅行記。

3.6 スペイン5日目 コスタ・デル・ソル、ロンダ、セビリア、バルセロナ

5日めはロンダ観光、セビリア観光を経由して、空路バルセロナへ移動である。セビリアでヒルダの塔が改装中で上れなかったのが残念であった。

3.6.1 ホテルの朝食

 ホテルの朝食もバイキングである。夜のバイキングの縮小版のような感じである。目玉焼きが調理されて出てくるのだが、フライパンで作るのではなく、揚げ物の油の中に入れて作っていた。料理としてはシンプルなものなのに、作り方はいろいろあるのだと感心した。

3.6.2 ロンダ

 最初の観光地であるロンダへバスで移動。2時間弱でロンダにつく。ロンダのバス停は有料トイレしかないということで、私は我慢する。
 ガイドが、日本語ガイドであった。昔、日本にも住んだことがあるという。添乗員さんによれば、今までの添乗で、ロンダで日本語ガイドというのは初めての経験だそうだ。日本語もかなり流暢だった。やはり、日本語ガイドかどうかは大きな違いだ。
 まずは、バス停からタホ並木公園、オーソンウエルズ通りを経て、スペイン最古の闘牛場へ。闘牛場博物館も併設された立派な闘牛場であった。入り口の付近に、少しおしゃれなお土産屋さんがあって、いきなり買い物を始める人もいた。私は、バス停でトイレを我慢していたので、ここでトイレを済ます。闘牛博物館でいろいろと説明を受け、闘牛場へ。闘牛には全く興味がなかったのだが、一度見てみてもいいかな、と思う。
 闘牛場の真ん中で、パンと手をたたくと闘牛場に音が鳴り響く。闘牛を盛り上げるために音響効果も考えて設計されているのだろう。牛が出てくるところなども見学できた。


タホ並木公園


オーソンウエルズ通り


闘牛の町らしい像


闘牛博物館


闘牛場


牛が出てくるところ


 闘牛場の後で、ヌエボ橋へ。妻が韓国バラエティー番組が好きで、その妻のおすすめで私も一緒になってみていた花よりおじいさんという番組があって、その中でこのヌエボ橋が印象的に放送されていた。この放送を見る前には、こんな場所があるなんて全く知らなかった。この放送のおかげで、是非ともこのヌエボ橋を見に行こうということで、ロンダに寄るツアーを選択した、というほど、見たかった場所である。
 行きたかったところだけあって、なかなかの絶景で、来てよかった。ただ、放送では下からも見ていたが、ツアーでは下へ行く時間がなく、上から見るだけなのが残念であった。


ヌエボ橋


橋の近くにあったカフェテラス(行ってみたかった)


ヌエボ橋(断崖絶壁にかけられている)


橋の近くから断崖絶壁を撮る

3.6.3 セビリア

 楽しかった日本語ガイドと別れて、再びバスに乗り、セビリアへ。途中でひまわり畑があって、そこで車を停めてくれる。ひまわりが、たくさん咲いているだけで、こんなにきれいだとは思わなかった。


一面ひまわりだらけ


 セビリアで昼食。昼食は、San Marco。ガスパッチョ、メイン料理、デザートのシンプルな構成で、量も適量でよかった。


レストラン


シンプルな料理


 まずは、スペイン広場へ。セビリア万国博覧会の時に作られた広場らしいが、明るく開放感のある広場であった。セビリアという町は、この万博の時の建物をいろいろと利用しているようである。


スペイン広場


スペイン広場

 ガイドは英語ガイドである。英語ガイドになると、後で思い出しても、あまり印象がない。まず、カテドラルへ。トレドでの印象が強すぎて、こちらの方は、コロンブスの墓くらいしか印象に残っていない。しかも、上るのを楽しみにしていたヒラルダの塔が、この日から改修工事といういことで上ることができず、がっかりであった。


ヒルダの塔 


改修のお知らせ


コロンブスの墓

 その後、サンタクルス街を散策。城壁や水道橋跡などを見ることができた。

城壁


城壁にあった紋章


散策中に見つけた面白い展示


水道橋跡(説明がないとわからない)

3.6.4 空路バルセロナへ移動

 セビリアからバルセロナへは飛行機で移動である。移動で飛行機を使っているのも、このツアーを選んだポイントの1つである。すべてバスで移動するのでは、バスに乗る時間が多くなりすぎるからである。
 航空会社は、スペインのLCCで、ブエリング航空。18:30セビリア発、20:05バルセロナ着の便である。ツアーの途中で、少しづつ土産物を買っていたので、スーツケースの重量が気になっていた。前に、イタリア旅行へ行ったときに、スーツケースの重量オーバーであわてたことがあったからである。チェックインの時に、重量表示を確認したら17kgであった。あと、日程はバルセロナを残すのみなので、何とかなりそうだ。
 セビリア空港は、地方空港なので、さすがいに狭い。機内で食べるためのサンドイッチを買ったりと、うろうろするものの、出発までの時間をつぶすのに苦労する。一方で、搭乗口が途中で変更になったりして、意外に気が抜けない。
 びっくりしたのは、飛行機の搭乗の際に、航空券だけでなく身分証明書も必要だったことである。我々は当然パスポートで、地元の人も何か身分証明書を見せていた。国内便なのに、そんなものが必要とはびっくりである。マドリッドからの列車に乗車する時も、身分証明書こそ不要だったものの、セキュリティチェックがあったし、警備の厳しい国だという印象だ。
 機内は、さすがにLCCなので、快適ではない。ドリンクなども有料なのだが、時間が時間だけに、夕食を頼んでいる人たちもいた。私は、小腹がすいていたので、空港で買ったサンドイッチをつまんだ。
 フライト時間は短かったので、あっさりとバルセロナ空港に到着した。

3.6.5 ホテルへチェックイン後、バルへ

 バルセロナ空港からホテルへの中で、日本人の現地係員が説明してくれた。この説明は、簡潔で、後で役に立った。

 ホテルは、Catalonia Plaza Catalunaである。

 立地条件は抜群だ。ホテル到着後、ツアーで夕食はついていないので、バルセロナの夜景を楽しみがてら、夕食へ出かける。
 時間は21:00を回っていて、さすがにスペインといえども、すっかり暗くなっている。ホテルからすぐにメイン通りに出ることができ、メイン通りは明るく、人通りも多いので、安心して歩ける。夜に散策をするつもりなら、ホテルの立地条件は必須条件である。
 少し散策してから、夕食は、空港からホテルへの現地係員が説明してくれたタパスの店Tapa Tapaへ。テーブルマットにメニューが写真で掲載されていて、そのメニューを指させば注文できるということで、言葉がわからなくても食事できるすぐれものである。同じツアーの夫婦が先に来ていたので、おすすめのメニューを教えてもらい、注文する。ビールも飲んで、いい気分でホテルへ戻った。


ホテルの正面 


いたるところでライトアップされている


Tapa Tapa正面

 
カウンタ席(客はいなかった)


メニューが写真で掲載 


注文した料理